お好み焼き定食は太る?〜理想的なPFCバランスは?〜
昨日の日経新聞に気になる記事が載っていました。
(「粉もん」とご飯、肥満の人ほど高頻度 大阪府調査 :日本経済新聞)
関東にはあまりないようですが、大阪にはお好み定食というやつがあります。
お好み焼き頼んだら、セットでご飯も付けられるというやつです。
粉もんってオカズになるのか?と思ってしまいますが、味が濃いので、ご飯がススミます。
大阪ではこの「重ね食べ」を週に1回以上してる人が男性で61%、女性で47%いるそうです。
1日1食にでは男女ともに4人に1人。結構いますね。
肥満度の調査によると、重ね食べをする人は
BMI25以上:男性70%、女性56%
BMI18.5未満:男性53%、女性41%
とのこと。
重ね食べと肥満にはある程度の相関関係があるように見えますね。
ただ、18歳以上の肥満の割合は大阪は全国平均よりも低いというデータもあります(どないやねん)。
そもそも、重ね食べは良くないのでしょうか。
粉もんは炭水化物。ご飯も炭水化物。
食事のバランスをPFCバランスで考えてみましょう(最近はエネルギー産生バランスとも呼ぶようです)。
PFCバランスとは、摂取カロリーに対するタンパク質(Protein)・脂質(Fat)・炭水化物:(Carbohydrate)の構成比率をいいます。
タンパク質・脂質・炭水化物は、人間にとって特に不可欠な成分であるとされ、「三大栄養素」と呼ばれていますね。
『エネルギー産生栄養素バランスとは | 栄養成分ナビ』によると、摂取するエネルギーの比率を
タンパク質:13~20%
脂質:20~30%
炭水化物:50~65%
にすると理想的なようです。
重ね食べをすると、炭水化物が多くなるかもしれません。
バランスを考えて健康的な生活をしたいですね。