北朝鮮はなぜ核開発を始めたのか『池上彰の世界の見方 朝鮮半島』

北朝鮮のニュースが引き続き多いですね。

そもそも北朝鮮はなぜ核開発を始めたのでしょうか。

池上彰の世界の見方 朝鮮半島: 日本はどう付き合うべきか』からまとめます。

 

 

1 ソ連と中国の関係悪化

 

ソ連フルシチョフ

「資本主義とも平和共存」

スターリンは独裁だった」

→中国

ソ連は裏切りもの」

「暗に毛沢東を批判している?」

→関係悪化。

北朝鮮は板挟み。

朝鮮戦争でどちらにもお世話になったからなー。どうしよう。

→結果、どちらとも決別!「主体思想へ」

主体思想とは

北朝鮮は独自路線を行く。

②COMECONにと入らない。

③自分のことは自分で守る。

保有ICBM開発を進める。

④一人ひとりが物事を考えるように。

それには金日成の指導が必要。

 

2 キューバ危機

 

カストロキューバ革命で親米政権を倒す。

ソ連に接近。

ソ連キューバにミサイル基地の建設を始める。

→アメリカが発見、阻止を試みる。

→アメリカとソ連が一触即発、核戦争寸前に。

 

3 ソ連の屈服と北朝鮮の失望

 

キューバ危機。

ソ連は屈服しミサイル撤去(後で交渉があったことがわかる)。

金日成ソ連に失望。

ソ連は核戦争になった時に北朝鮮を守ってくれるのか?

やっぱり自分のことは自分で守らなきゃ。

→核の保有

 

 

国家の成り立ちの時にお世話になったソ連の影響ということが分かります。

今後が気になりますね。